IoT勉強会に行ってきた

先日、IoT勉強会に行ってきた。

connpass.com

内容や感想についてまとめる。

背景

最近スマートホームに関心を持ち始めたこともあって趣味として電子工作に取り組んでいる。
取り組んでいると言っても入門書として有名なこちらの本と
それ用のパーツを買ってちまちま進めているくらいだが。。。

仕事ではサーバサイドエンジニアとして働いていて、
IoTという分野に対して実践的な知識は持ち合わせておらず、
ただプログラミング経験があるくらいである。

今回はイベント名からして自分にぴったりな雰囲気の勉強会だったので参加した。

内容

内容としては加速度センサーが自立! モーション起動スイッチで低消費電力IoTを作ろう!に、
ブレッドボードでの回路の組み方、MOSFETのスイッチング、レジスタやSPI通信の概要
といった話を肉付けしたハンズオン形式の講座だった。

自分としては - FlashAirをマイコンとして利用する - MOSFETのスイッチング - SPI通信 の3点が初めて知る話だった。

今回作ったシステムはデバイスが動作を検知してからスクリプトを動作させるというもので、
制御をハード側に寄せているというのも面白いポイントだった。

感想

今の仕事に関係なく新しい知識を得る、原理を知るということは面白いことだし、
加えてパーツ込みで3,000円という価格だったのはとてもお得に感じた。

IoTの面白みはあれもこれもスクリプトで制御するのではなく様々なモジュールも含めて
何にどのような役割を持たせるかという設計を考えて開発できることだと思った。

これからの課題としてはまだまだどのようなモジュールがあるのかを知らないことにあって、
様々な実装パターンを学び、こういうものを作るならこのモジュールを使う、
という自分としての鉄板構成を持っておくことが必要になると思った。
(この辺はWebアプリケーション開発と変わらないかもしれない。)

引き続き普段の開発とは違った、ある種の頭の体操としての楽しみが得られるものとして触れていきたいと思う。

。。。と思って帰宅したのだが、その後Amazonからのレコメンドで以下の本を見つけた。

電子工作入門以前

確かに電子工作において遭遇する言葉の一つ一つをなんとなくわかった気になって、
お手本通りに作った結果動くものができたという状態から、
まず網羅的に基礎知識を把握してから電子工作における様々な作り方を理解したいと思うので、
次はこの本を読んでみたいと思う。